文献
J-GLOBAL ID:202102294157314631   整理番号:21A2112073

アルツハイマー病に対する抗コリンエステラーゼ薬としてのチアゾール類似体の設計,合成および構造活性相関【JST・京大機械翻訳】

Design, Synthesis, and Structure-Activity Relationships of Thiazole Analogs as Anticholinesterase Agents for Alzheimer’s Disease
著者 (12件):
資料名:
巻: 25  号: 18  ページ: 4312  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
認知症はAlzheimer病(AD)と一般的に相関する神経学的状態であり,多くの他の中枢神経系(CNS)障害で認められる。投薬の限られた数は,この症状を患う患者の生活の質を高めるために十分なレリーフを提供するのに適切ではない。したがって,すべての治療選択を注意深く評価する必要がある。本研究では,新しいチアゾリルヒドラゾン誘導体(2a2l)を設計し,コリン作動性仮説に基づいて合成した。それらの化学構造を1H NMR,13C NMRおよびHRMS分光法により確認した。合成した化合物のADME(吸収,分布,代謝,除去)パラメータをQikProp4.8ソフトウェアを用いて予測した。すべての化合物は満足な薬物様特性を示すと結論した。さらに,in vitroでのアセチルコリンエステラーゼ(AChE)とブチリルコリンエステラーゼ(BChE)に対する阻害活性もEllman分光光度法により試験した。その結果,すべての化合物はBChEに対して弱い阻害効果を示した。一方,ほとんどの化合物(2a,2b,2d,2e,2g,2i,および2j)は,一定のAChE阻害活性を有し,それらのIC_50値は,それぞれ0.0630.003,0.0560.002,0.1470.006,0.0400.001,0.0310.001,0.0280.001および0.1380.005Mであった。これらの誘導体の中で,化合物2iは,0.0280.001MのIC_50値を有する系列で最も活性剤であり,参照薬物,ドネペジルと同じ速度で阻害プロファイルを示した。化合物2a,2b,2e,2g,および2iのAChEとの潜在的結合モードを調べ,分子ドッキング研究により互いに比較した。結果は,これらの化合物が最適立体配座を有するAChE酵素活性部位と強く結合することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  薬物の合成 
引用文献 (61件):
  • Kalaria, R.N.; Maestre, G.E.; Arizaga, R.; Friedland, R.P.; Galasko, D.; Hall, K.; Luchsinger, J.A.; Ogunniyi, A.; Perry, E.K.; Potocnik, F.; et al. Alzheimer’s disease and vascular dementia in developing countries: Prevalence, management, and risk factors. Lancet Neurol. 2008, 7, 812-826.
  • Rodgers, A.B. Alzheimer’s Disease: Unraveling the Mystery; Publication Number: 02-3782; National Institutes of Health Publications: Bethesda, MD, USA, 2002.
  • Huber, A.; Stuchbury, G.; Bürkle, A.; Burnell, J.; Münch, G. Neuroprotective therapies for Alzheimer’s disease. Curr. Pharm. Des. 2006, 12, 705-717.
  • Smith, D.G.; Cappai, R.; Barnham, K.J. The redox chemistry of the Alzheimer’s disease amyloid β peptide. Biomembranes 2007, 768, 1976-1990.
  • Craig, L.A.; Hong, N.S.; McDonald, R.J. Revisiting the cholinergic hypothesis in the development of Alzheimer’s disease. Neurosci. Biobehav. Rev. 2011, 35, 1397-1409.
もっと見る

前のページに戻る