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J-GLOBAL ID:202102294504903757   整理番号:21A1074784

嫌気性消化プロセス中の酵母細胞壁β-d-グルカン生成に及ぼすグルコース濃度とNaCl浸透圧ストレスの影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of Glucose Concentration and NaCl Osmotic Stress on Yeast Cell Wall β-d-Glucan Formation during Anaerobic Fermentation Process
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 44  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7182A  ISSN: 2311-5637  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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酵母β-グルカン多糖類は,ヒトおよび動物の健康のための証明された免疫刺激分子である。近年,β-グルカン工業生産への関心が増している。酵母細胞壁は,バイオマス生産のために発酵プロセスの間に修正される。細胞壁リモデリングに及ぼす環境条件の影響は,広範囲に調査されていない。本研究の目的は,アルコール発酵中の酵母細胞壁におけるβ-グルカン形成に及ぼすグルコースとNaClストレスの影響,および最も高いβ-グルカン収率が得られる最適発酵相の評価を研究することであった。VIN13Saccharomyces cerevisiae(S.cerevisiae)株を0%および6%NaClで24時間前培養し,200,300または400g/Lグルコースから成る培地に接種した。発酵中,50mLの発酵培地を,光学密度(OD),細胞数,細胞生存率,細胞乾燥重量,β-グルカン濃度およびβ-グルカン収率の決定のために定期的に採取した。次に,乾燥酵母細胞バイオマスを溶菌酵素と超音波処理で処理した。初期固定相では,200g/Lのグルコースを含む培地で増殖した非NaCl前培養細胞に対して最も高いβ-グルカン濃度と収率が観察された。これらの細胞は酵素と超音波処理で処理すると最も耐性が高いようであった。定常はβ-グルカン分離のための細胞収穫のための最適な相である。NaClとグルコースストレスはアルコール発酵中のβ-グルカン形成にマイナスに影響した。本研究の結果は,工業規模での酵母β-グルカン生産のためのモデル研究を含み,抗真菌剤の開発のための酵母生理学に関する新しい展望を提供する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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引用文献 (57件):
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