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J-GLOBAL ID：202102295814890513   整理番号：21A0362029

超音波応用転写加工技術を用いた格子状平面テクスチャの転写

Creating Latticed Plane Texture Using Micro Ultrasonic Knurling Technology

著者 (3件)： 青木繁 (東京都産業技術高専) ,  酒井康徳 (芝浦工大 システム理工) ,  田中智久 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 295(US2020 50-56)  ページ： 34-37 (WEB ONLY)  発行年： 2020年12月07日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多くの機械にみられる摺動面は円滑に動き,必要な際に停止することも必要である.摺動面に適切な摩擦を与えることによって,円滑な動きや停止を実現することができる.これを実現するためには,大面積の摺動面へ耐摩耗性が高い微細凹凸を高精度かつ高能率に加工可能な技術が要求される.一方で,超音波振動を用いると,表面形状の改善や応力緩和などに効果があることが知られている.そこで,ローレット加工に超音波振動を複合することで,摺動面へ微細凹凸を創成可能な加工技術を開発する.本報告では,異なる材質の試験片に格子状の平面テクスチャを転写する実験により,超音波振動を加えると明確に圧痕が形成され,溝が深くなることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 超音波応用 ,  滑り面 ,  耐摩耗性 ,  *超音波振動 ,  形態 ,  表面 ,  *応力緩和 ,  切削工具 ,  *表面構造 ,  パターン転写
準シソーラス用語： ローレット ,  摺動面 ,  *表面テクスチャー ,  表面形状

分類 (2件)： その他の音響応用  (BB03100I) ,  特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (4件)：

• 日本塑性加工学会編,超音波応用加工,森北出版, 東京,2004.
• 青木繁,酒井康徳,田中智久,“機械加工における超音波振動の応用例と今後の展望,”電子情報通信学会技術研究報告,US2018-70, pp.39-42,2018.
• S. Aoki, Y, Sakai, T. Tanaka, Study on Application of Ultrasonic Vibration to Manufacturing (Examples of Application and Future Aspect), Information, Vol,23, No.1, pp. 25-32, 2020.
• 青木繁,酒井康徳,田中智久,“超音波振動を利用した転写加工技術のための基礎研究,” 電子情報通信学会技術研究報告,US2019-69,pp. 25-28,2019.

タイトルに関連する用語 (4件)： 超音波応用 ,  転写 ,  格子 ,  テクスチャ