特許
J-GLOBAL ID:202103000986807811

水晶体の透過スペクトル推定システム及び水晶体の透過スペクトル推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  松沼 泰史 ,  及川 周 ,  飯田 雅人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-006376
公開番号(公開出願番号):特開2021-112369
出願日: 2020年01月17日
公開日(公表日): 2021年08月05日
要約:
【課題】対象者の感覚に頼らず且つ簡便に水晶体の光学濃度を求めるための水晶体の透過スペクトル推定システムを提供する。【解決手段】本発明に係る推定システム10では、像データ実測部20によって、水晶体によって形成される複数の互いに異なる波長の像の輝度を波長ごとに実測輝度として測定し、像の大きさを波長ごとに実測サイズとして測定する。推定システム10では、実測輝度及び実測サイズを用いて所定の波長範囲における推定光学濃度を求め、推定光学濃度に基づいて水晶体の所定の波長範囲の透過率を水晶体の透過スペクトルとして算出する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
水晶体によって形成される複数の互いに異なる波長の像の輝度を前記複数の互いに異なる波長ごとに実測輝度として測定し、前記像の大きさを前記複数の互いに異なる波長ごとに実測サイズとして測定する像データ実測部と、 前記複数の互いに異なる波長の各々の前記実測輝度と前記複数の互いに異なる波長の各々について予め得られた参照輝度との比と、前記複数の互いに異なる波長の各々の前記実測サイズと前記複数の互いに異なる波長の各々について予め得られた参照サイズとの比とに基づいて、前記水晶体の前記複数の互いに異なる波長の各々における実測光学濃度を算出する光学濃度算出部と、 前記複数の互いに異なる波長の各々における実測光学濃度に対して所定の条件を満たし且つ前記複数の互いに異なる波長を含む所定の波長範囲について予め得られた既知光学濃度を推定光学濃度として推定する光学濃度推定部と、 前記所定の波長範囲の前記推定光学濃度に基づいて前記水晶体の前記所定の波長範囲の透過率を前記水晶体の透過スペクトルとして算出するスペクトル算出部と、 を備えた、水晶体の透過スペクトル推定システム。
IPC (2件):
A61B 3/10 ,  G01N 21/27
FI (2件):
A61B3/10 ,  G01N21/27 B
Fターム (17件):
2G059AA05 ,  2G059BB08 ,  2G059BB12 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE12 ,  2G059FF01 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ17 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059MM03 ,  4C316AA08 ,  4C316AB06 ,  4C316AB16 ,  4C316FY10 ,  4C316FZ02
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る