特許
J-GLOBAL ID:202103002790192331

急性疾患の治療

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人平木国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-534422
公開番号(公開出願番号):特表2021-507762
出願日: 2018年12月20日
公開日(公表日): 2021年02月25日
要約:
神経血管束と連携する脾臓の神経支配における神経活性の電気刺激は、外傷、出血、及びショック等の急性疾患を治療するために役立つ方法を提供する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
急性疾患を治療するために、脾臓に分布する神経の神経活性を刺激するためのシステムであって、前記神経は、神経血管束、好適には脾動脈神経と連携し、 前記システムは、前記神経と信号伝達的に接触するための少なくとも1つの電極と、 前記少なくとも1つの電極に電気的に接続されており、前記神経に電気信号を印加するために前記少なくとも1つの電極の動作を制御するように構成されている少なくとも1つの制御部と、を備え、 前記電気信号は、前記急性疾患の治療を示す生理学的パラメータの改善をもたらし、 前記生理学的パラメータの前記改善は、36°C乃至38°C間まで体温が回復すること、60乃至100bpmまで心拍数が回復すること、90/60mmHg乃至150/90mmHg間まで全身動脈圧が回復すること、右心房で約5mmHg及び左心房で約8mmHgまで全身静脈圧が回復すること、約15mmHgまで肺血圧が回復すること、約3乃至8mmHgの範囲まで中心静脈圧が回復すること、毎分8乃至14呼吸まで呼吸数が回復すること、94%以上まで酸素飽和度が増加すること、12乃至15kPaまで動脈血酸素分圧が増加すること、4.4乃至6.1kPaまで動脈血二酸化炭素分圧が回復すること、痛覚の緩和、0.5ml/kg/時間以上まで尿量が回復すること、意識レベルが上昇すること、乳酸塩レベルの減少、血糖レベルの変化、血液中の塩基欠乏レベルの変化及び動脈pHレベルの変化、全身血管抵抗及び肺毛細血管楔入圧が増加する一方、肺血管抵抗がより低いレベルに回復すること、リパーゼの高いレベルが抑制されること、アミラーゼの高いレベルが抑制されることからなる群のいずれかである、システム。
IPC (1件):
A61N 1/36
FI (1件):
A61N1/36
Fターム (4件):
4C053JJ02 ,  4C053JJ03 ,  4C053JJ04 ,  4C053JJ05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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