特許
J-GLOBAL ID:202103002886173079

電気回転デバイス及びこれを備えた細胞評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-093819
公開番号(公開出願番号):特開2021-185813
出願日: 2020年05月29日
公開日(公表日): 2021年12月13日
要約:
【課題】 複数の単一細胞の電気特性の経時変化を一括して計測できる電気回転デバイス及び細胞評価システムを提供する。【解決手段】 絶縁性基板201と、第1の絶縁層203と、第1の絶縁層203を貫通する複数の貫通孔206と、絶縁性基板201と第1の絶縁層203との間に設けられた複数の第1の導体部と、第1の絶縁層203上に設けられ、平面視において第1の導体部と交差する複数の第2の導体部と、第2の導体部を被覆する第2の絶縁層205と、を有する電極デバイス、及び電圧供給部を備え、各々の貫通孔206は、第1の導体部の間にかつ第2の導体部の間に配置され、第1の導体部の一部が貫通孔206に露出して第1の電極Da,Dcとなり、第2の導体部の一部が第2の絶縁層205から露出して第2の電極Db,Ddとなり、電圧供給部は、貫通孔206内に回転電場を発生させるために第1の導体部及び第2の導体部に交流電圧を供給する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
絶縁性基板と、 前記絶縁性基板上に設けられた第1の絶縁層と、 前記第1の絶縁層を貫通するように設けられ、単一の細胞を保持するための複数の貫通孔と、 前記絶縁性基板と前記第1の絶縁層との間に縞状に設けられた複数の第1の導体部と、 前記第1の絶縁層上に縞状に設けられ、平面視において前記第1の導体部と交差するように配置された複数の第2の導体部と、 前記第2の導体部を被覆する第2の絶縁層と、 を有する電極デバイスを備えるとともに、 前記第1の導体部及び前記第2の導体部の各々に電圧を供給する電圧供給部を備え、 各々の前記貫通孔は、平面視において、互いに隣り合う前記第1の導体部の間に配置されるとともに互いに隣り合う前記第2の導体部の間に配置されており、 前記互いに隣り合う前記第1の導体部は、各々の一部が前記貫通孔に露出して対向する2つの第1の電極となるよう構成され、 前記互いに隣り合う前記第2の導体部は、平面視において前記貫通孔を介して対向する各々の一部が前記第2の絶縁層から露出して対向する2つの第2の電極となるよう構成され、 前記電圧供給部は、 各々の前記貫通孔内に回転電場を発生させるために前記2つの第1の電極および前記2つの第2の電極からなる4つの電極のそれぞれに90度ずつ位相をずらした交流電圧が印加されるように、前記第1の導体部及び前記第2の導体部の各々に交流電圧を供給するよう構成された、 電気回転デバイス。
IPC (3件):
C12M 1/34 ,  C12M 1/00 ,  C12Q 1/06
FI (3件):
C12M1/34 B ,  C12M1/00 A ,  C12Q1/06
Fターム (12件):
4B029AA07 ,  4B029BB11 ,  4B029CC02 ,  4B029FA15 ,  4B029GA08 ,  4B029GB10 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ08 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4B063QX04
引用文献:
出願人引用 (4件)
  • Biophys.J., 1999, 76, 3307-3314
  • IEEE Computer Society, 2018, 20, 136-139
  • Transducers 2019-EUROSENSORS XXXIII, 2019, 213-216
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