特許
J-GLOBAL ID:202103003747031762
エンボスステンレスパイプ製造装置及びこれを用いたエンボスステンレスパイプ製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
新保 斉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-556213
公開番号(公開出願番号):特表2021-509090
出願日: 2018年12月26日
公開日(公表日): 2021年03月18日
要約:
エンボスステンレスパイプ製造装置において、エンボスステンレス板の溶接が効率的にできるエンボスステンレス板の構成変更、構成に適した溶接手段の選択、及び厚いステンレス板でエンボスステンレスパイプの製造時にそれを円滑に達成可能にするテンパリング電気炉の導入によって全体構成をなすエンボスステンレスパイプ製造装置と、狭小で、精密・正確な溶接が要求されるエンボスステンレスパイプに適するように自己材質溶融融着方法に溶接方法を改善したエンボスステンレスパイプ製造方法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ステンレス平板(100)を提供するアンコイラー(1)と、
前記アンコイラー(1)から供給されるステンレス平板(100)を後段のエンボシング機3に案内するセンタリングガイドローラ(2)と、
前記センタリングガイドローラ(2)を経て供給されるステンレス平板(100)をエンボス処理してエンボスステンレス板(100’)に成形するエンボシング機(3)と、
前記エンボシング機(3)から供給されるエンボスステンレス板(100’)の曲面化、円形化工程を経て長さ方向に溶接継ぎ目部(201)を有するエンボスステンレスパイプ(200)を製造し、該製造されたエンボスステンレスパイプ(200)の溶接継ぎ目部(201)を溶接してエンボスステンレスパイプ(200)を完成する造管機(4)と、
を含んでなり、
前記エンボシング機(3)は、
陽刻のエンボスパターンが形成されている上部ローラ(31)と陰刻のエンボスパターンが形成されている下部ローラ(32)とが噛み合って回転するように構成されたエンボス金型ローラ(30)と、
外骨格を形成しながら前記エンボス金型ローラ(30)を支持するフレーム部(33)と、
前記フレーム部(33)の上端に設置される油圧シリンダー(34)とを含んでなり、
前記上部ローラ(31)は、
ローラボディー(311)と、
前記ローラボディー(311)の両側面の中央に設置される回転軸(312)と、
前記ローラボディー(311)の表面に形成される陽刻のエンボスパターン部(313)とを含んでなり、前記ローラボディー(311)の表面に形成される陽刻のエンボスパターン部(313)よりも低くローラ回転方向に沿って形成されて前記陽刻のエンボスパターン部(313)を一定間隔に区画する帯状の溝部(314)が形成され、
前記下部ローラ(32)は、
ローラボディー(321)と、
前記ローラボディー(321)の両側面の中央に形成される回転軸(322)と、
前記ローラボディー(321)の表面に形成される陰刻のエンボスパターン部(323)とを含んでなり、ローラボディー(321)の表面に形成される陰刻のエンボスパターン部(323)よりも高くローラ回転方向に沿って形成されて前記陰刻のエンボスパターン部(323)を一定間隔に区画する帯状の突出部(324)が形成され、該突出部(324)が前記溝部(314)に内入するように構成され、
前記アンコイラー(1)の前段に設置され、広幅のステンレス平板を複数の平板にスリッティング(Slitting)するが、切断されたステンレス平板(100)の側面が垂直面となるようにするスリッティング装置(10-1)であって、
前記スリッティング装置(10-1)は、
切断していないステンレス平板が巻かれているステンレスコイル(11-1)と、
前記ステンレスコイル(11-1)の中心回転軸をなし、回転によってステンレス平板を前記アンコイラー(1)に供給するステンレスコイル供給ローラ12-1と、
前記ステンレスコイル(11-1)の後段に設置され、ステンレスコイル供給ローラ12-1から前記アンコイラー(1)に供給される広幅のステンレス平板(100)を複数の平板にスリッティングし、製作しようとするステンレスパイプ外径寸法に合うステンレス平板(100)の幅に応じて調整された間隔に横方向に複数設置され、ステンレス平板(100)の両側面が垂直面をなすように細く切るスリッター(13-1)とを含んでなるものであって、
前記エンボシング機(3)と造管機(4)との間に曲面化調節手段(30-1)をさらに含んで構成され、
前記曲面化調節手段(30-1)は、
曲面化雄ローラ(31-1)と、
前記曲面化雄ローラ(31-1)の下部に形成され、前記曲面化雄ローラ(31-1)と水平方向に一定間隔を維持しながら形成される曲面化雌ローラ(32-1)と、
前記曲面化雄ローラ(31-1)と曲面化雌ローラ(32-1)の左右方向に対を成して形成され、前記曲面化雄ローラ(31-1)と曲面化雌ローラ(32-1)に連結される回転軸(31a-1,32a-1)を支持する回転軸支持部(33-1)と、
前記回転軸支持部(33-1)の上端に形成される締めナット(34-1)とを含んでなり、
前記締めナット(34-1)を緩めたり締めたりすることによって前記曲面化雄ローラ(31-1)が上下に移動し、これによって、前記曲面化雄ローラ(31-1)と曲面化雌ローラ(32-1)との間に進入したエンボスステンレス板(100’)の挟み間隙が調節される
ことを特徴とするエンボスステンレスパイプ製造装置。
IPC (4件):
B21C 37/15
, B21C 37/08
, B21C 37/083
, B21D 22/02
FI (6件):
B21C37/15 K
, B21C37/15 C
, B21C37/08 C
, B21C37/08 A
, B21C37/083 Z
, B21D22/02 B
Fターム (12件):
4E028CA02
, 4E028CA16
, 4E028CA18
, 4E028CA20
, 4E028EA07
, 4E137AA01
, 4E137AA10
, 4E137BA02
, 4E137BB01
, 4E137CA03
, 4E137EA14
, 4E137GA11
引用特許:
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