特許
J-GLOBAL ID:202103004468931504

ブロック・サイファーを計算するための暗号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  大貫 進介
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-555810
特許番号:特許第6788610号
出願日: 2016年04月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ブロック・サイファー入力に対してブロック・サイファーを計算し、ブロック・サイファー出力を生成するための暗号装置であって、前記ブロック・サイファーの計算は符号化された値に作用し、符号化された値はデータ値を状態値と一緒にして暗号学的かつ可逆な符号化をしたものであり、当該暗号装置は、前記ブロック・サイファーを実装する前記ブロック・サイファー入力を符号化したものに対する暗号学的処理の複数ラウンドを適用するよう構成されており、当該暗号装置は、 ・前記ブロック・サイファーを実装する暗号学的処理の前記複数ラウンドの最終ラウンドを適用するよう構成されたラウンド関数ユニットを有し、 ・前記複数ラウンドの最終ラウンドへの入力は、第一のデータ入力および第一の状態入力を符号化している第一の符号化された入力と、第二のデータ入力および第二の状態入力を符号化している第二の符号化された入力とを含み、 ・前記ラウンド関数ユニットは、前記第二の符号化された入力を受け取り、前記第二の符号化された入力の前記第二のデータ入力に内部耐タンパー性シフト関数によるシフト値を適用して修正し、続いて前記の修正された第二のデータ入力に暗号学的ラウンド関数を適用し、該暗号学的ラウンド関数の出力に前記第一の符号化された入力の前記第一のデータ入力を加えて符号化された出力を生成するよう構成されており、耐タンパー性シフト関数によるシフト値は、符号化された値における前記状態値が期待される状態値に等しくない場合には符号化された値におけるデータ値を修正し、それ以外の場合には前記データ値を修正せず、 当該暗号装置はさらに、 ・前記第二の符号化された入力を受け取り、前記第二の符号化された入力の前記第二のデータ入力に第一の出力耐タンパー性シフト関数によるシフト値を適用して修正し、続いて前記の修正された第二のデータ入力を復号して前記ブロック・サイファー出力の第一の部分を得るよう構成された第一の出力ユニットと、 ・前記符号化された出力を受け取り、前記符号化された出力のデータ値に第二の出力耐タンパー性シフト関数によるシフト値を適用して修正し、続いてその修正されたデータ値を復号して前記ブロック・サイファー出力の第二の部分を得るよう構成された第二の出力ユニットとを有する、 暗号装置。
IPC (1件):
G09C 1/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G09C 1/00 610 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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