特許
J-GLOBAL ID:202103004492273925

アクティブノイズコントロールによる音場シミュレーションの評価方法及び評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 知
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-060122
公開番号(公開出願番号):特開2019-174536
特許番号:特許第6917937号
出願日: 2018年03月27日
公開日(公表日): 2019年10月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 騒音低減効果をシミュレーションするための騒音を発する仮想の騒音源の位置座標と該騒音のデータ、制御音を発する仮想の制御用スピーカの位置座標、該騒音源及び該制御用スピーカ双方から伝播される音を受音する仮想の制御用マイクの位置座標、騒音低減効果を評価する対象エリアに設定される複数の評価点の各位置座標の入力を受け付ける演算器が、該制御用マイクの位置座標において音圧低減条件を充足して該騒音の低減が可能な該制御音のデータを算定し、算定した該制御音のデータ及び該騒音のデータから、該各評価点の位置座標における騒音低減効果値を算出し出力してシミュレーションを行うアクティブノイズコントロールによる音場のシミュレーション方法であって、 上記演算器は、 まず、上記対象エリア内の複数の上記各評価点における上記騒音低減効果値を平均した平均値に対する目標平均値の入力と、上記制御用スピーカのいずれか一つの位置座標と上記制御用マイクのいずれか一つの位置座標の組み合わせからなる演算用位置座標セットの複数個の入力とを受け付ける第1ステップを実行し、 次に、上記演算用位置座標セット個々に対し、上記シミュレーションを実行して、上記対象エリアの複数の上記評価点の各位置座標における上記騒音低減効果値を算定し、算定したこれら騒音低減効果値を該対象エリア内で平均した上記平均値を算出することを、複数個の該演算用位置座標セットそれぞれについて繰り返し、複数の該平均値を算出する第2ステップを実行し、 その後、これら複数の上記平均値の中で、上記目標平均値以上となる該平均値が算出された候補演算用位置座標セットを抽出し、抽出した該候補演算用位置座標セットのうち、予め設定した選定基準に合致する充足演算用位置座標セットを抽出し、抽出された該充足演算用位置座標セットの上記制御用スピーカの位置座標及び上記制御用マイクの位置座標を決定値として出力する第3ステップを実行することを特徴とするアクティブノイズコントロールによる音場シミュレーションの評価方法。
IPC (1件):
G10K 11/178 ( 200 6.01)
FI (1件):
G10K 11/178 100
引用特許:
出願人引用 (5件)
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