特許
J-GLOBAL ID:202103006117521361

水運用制御システム、水運用制御方法、および水運用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サンネクスト国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-195037
公開番号(公開出願番号):特開2018-059269
特許番号:特許第6829574号
出願日: 2016年09月30日
公開日(公表日): 2018年04月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】制御部がプログラムを記憶部から読み出して実行することで、SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)システムが監視制御する複数の水道設備に係る水運用計画問題を解法する複数の水運用計画システムと、前記複数の水運用計画システムと接続されている水運用制御装置とを備える水運用制御システムであって、 前記水運用制御装置は、 第1のステップとして、 電力調整指数が小さいほど電力調整能力が大きいとして、前記複数の水運用計画システムの各々における電力調整能力の大小を電力調整指数に基づいて識別し、 前記電力調整指数は、前記水運用計画システムが担当する水道設備の所定時間における消費電力時系列の最大値である目的関数Aを最小にするように前記水運用計画問題を解いて、前記担当する水道設備を運用するための管路流量の計画値を策定し、前記策定した管路流量の計画値に対応する電力時系列情報をもとに、(前記電力時系列情報の中の最大電力-前記電力時系列情報の中の最小電力)/前記最小電力、として算出されたものであり、 第2のステップとして、 電力調整能力が小さい第1の水運用計画システムから出力された第1の管路流量の計画値と前記第1の管路流量の計画値に対応する第1の電力時系列情報とを、電力調整能力が前記第1の水運用計画システムより大きい第2の水運用計画システムに出力し、 第3のステップとして、 前記第2の水運用計画システムで算出された第2の管路流量の計画値と前記第2の管路流量の計画値に対応する第2の電力時系列情報とを取得し、 第4のステップとして、 前記第2のステップと前記第3のステップとで取得された前記複数の水運用計画システム毎の管路流量の計画値を用いて前記SCADAシステムが前記水道設備を運用するように前記複数の水運用計画システムの各々に対して指示し、 前記第3のステップでは、 前記第2の水運用計画システムが、 前記第2の水運用計画システムが担当する水道設備の所定時間における消費電力時系列の最大値である目的関数Aを、前記第1の電力時系列情報を加算した形の目的関数Bに構成し、 前記目的関数Bを最小にするように水運用計画問題を解いて前記第2の管路流量の計画値を策定し、 前記第2の管路流量の計画値と前記第2の管路流量の計画値に対応する第2の電力時系列情報とを前記水運用制御装置に出力し、 前記水運用制御装置が、前記第3のステップ後、電力調整能力が前記第2の水運用計画システムより大きい更なる水運用計画システムがある場合には、電力調整能力が小さい水運用計画システムにおける電力時系列情報を、電力調整能力がより大きい水運用計画システムに引き継ぐために、前記第2のステップと前記第3のステップとを繰り返すことを特徴とする、 水運用制御システム。
IPC (2件):
E03B 1/00 ( 200 6.01) ,  G06Q 50/06 ( 201 2.01)
FI (2件):
E03B 1/00 A ,  G06Q 50/06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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