特許
J-GLOBAL ID:201303017760002001

取送水運用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井上 学 ,  戸田 裕二 ,  岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-202552
公開番号(公開出願番号):特開2013-064245
出願日: 2011年09月16日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
【課題】高速に取送水運用計画を提示できる取送水運用制御装置を提供する。【解決手段】制御対象の取送水系統から、配水池と、上記の配水池への流入水路とからなる部分ブロックを構成する部分ブロック構成部と、離散的な制約条件を緩和して暫定的な運用計画を策定する緩和問題最適化部と、離散的な制約条件を一つまたは複数の部分ブロックにおいてのみ考慮して、上記部分ブロックにおける運用計画を策定する部分問題最適化部と、水需要量と施設接続関係とを条件として、取送水運用コストを最小化する最適化問題を構成し、部分ブロック情報に基づいて緩和問題と部分問題を構成し、それらの結果を統合して運用計画を策定する最適化計算統合部と、策定された運用計画データを制御対象施設に送信する運用計画送信部とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
取送水系統を制御する取送水運用制御装置であって、 配水区における水需要量を予測する需要予測部と、 前記取送水系統を、各々が配水池と当該の配水池への流入水路と当該流入水路の流量を制御する施設とを有する複数の部分ブロックに分割し、施設の上下流関係に基づいて当該複数の部分ブロック間の依存関係を定義する部分ブロック構成部と、 離散的な制約条件を緩和して暫定的な運用計画を策定するための緩和問題を求解する緩和問題最適化部と、 前記離散的な制約条件を、一つの部分ブロックまたは複数の部分ブロックの組の中において考慮し、前記緩和問題最適化部による暫定的な運用計画の近傍において前記一つの部分ブロックまたは前記複数の部分ブロックの組における運用計画を策定するための部分問題を求解する部分問題最適化部と、 前記需要予測部にて予測された水需要量と、前記取送水系統を構成する施設の施設接続関係と、当該施設の設備能力とを条件として、取送水運用に関するコストを最小化する運用計画を策定する最適化問題を設定し、前記部分ブロック構成部により作成された前記複数の部分ブロックおよび当該複数の部分ブロック間の依存関係に基づいて、前記緩和問題と前記部分問題を設定し、前記緩和問題最適化部による当該緩和問題の求解結果と前記部分問題最適化部による当該部分問題の求解結果を統合することによって前記最適化問題の近似最適解を算出し、当該近似最適解に基づく運用計画を策定する最適化計算統合部と、 前記最適化計算統合部で策定された運用計画を前記施設に送信する運用計画送信部とを備えたことを特徴とする取送水運用制御装置。
IPC (2件):
E03B 1/00 ,  G06Q 50/06
FI (2件):
E03B1/00 A ,  G06F17/60 110
引用特許:
審査官引用 (3件)

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