特許
J-GLOBAL ID:202103007644655305
アセトンを生成する組換え好熱性細菌及びそれを用いたアセトンの製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井関 勝守
, 金子 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-096417
公開番号(公開出願番号):特開2021-185862
出願日: 2020年06月02日
公開日(公表日): 2021年12月13日
要約:
【課題】微生物発酵によって、糖や二酸化炭素又は一酸化炭素といった炭素源を基質としてアセトンを高効率で得られるようにする。【解決手段】アセトンを生成する組換え好熱性細菌は、炭素源から中間体としてのアセチル-CoAを経て酢酸を生成する代謝経路を有する好熱性ホモ酢酸菌由来であって、遺伝子工学的手法によりアセチル-CoAから酢酸を生成するまでの代謝経路に関わる酵素の一部が欠損され、2分子のアセチル-CoAからアセトアセチル-CoAを生成する縮合反応を触媒する外来の耐熱性酵素、アセトアセチル-CoAと酢酸とからアセト酢酸を生成する反応を触媒する外来の耐熱性酵素、及びアセト酢酸からアセトンを生成する脱炭酸反応を触媒する外来の耐熱性酵素を発現する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
炭素源から中間体としてのアセチル-CoAを経て酢酸を生成する代謝経路を有する好熱性ホモ酢酸菌由来の組換え細菌であって、
遺伝子工学的手法によりアセチル-CoAから酢酸を生成するまでの代謝経路に関わる酵素の一部が欠損され、
2分子のアセチル-CoAからアセトアセチル-CoAを生成する縮合反応を触媒する外来の耐熱性酵素、アセトアセチル-CoAと酢酸とからアセト酢酸を生成する反応を触媒する外来の耐熱性酵素、及びアセト酢酸からアセトンを生成する脱炭酸反応を触媒する外来の耐熱性酵素を発現することを特徴とするアセトンを生成する組換え好熱性細菌。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4B064AC33
, 4B065AA01X
, 4B065AA01Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065CA09
引用文献:
審査官引用 (2件)
-
Biotechnology for Biofuels, 2017, 10:150
-
Biotechnology and Bioengineering, 2018, 115, 2951-2961
前のページに戻る