特許
J-GLOBAL ID:202103007988095503

可変容量型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-526356
特許番号:特許第6804443号
出願日: 2016年06月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 作動流体を圧縮する圧縮室と、この圧縮室で圧縮される作動流体を収容する吸入室と、前記圧縮室で圧縮され吐出された作動流体を収容する吐出室と、駆動軸が貫通されると共にこの駆動軸の回転に伴って回転する斜板を収容する制御圧室と、前記吐出室と前記制御圧室とを連通する給気通路と、前記制御圧室と前記吸入室とを連通する抽気通路と、前記給気通路の開度を調節することが可能な第1の弁部を備える第1の制御弁と、前記抽気通路上に設けられた第2の制御弁とを備え、 前記第2の制御弁は、前記抽気通路上に形成されたスプール収容凹部と、このスプール収容凹部内に前記抽気通路を開閉するように移動可能に収容されたスプールと、前記スプール収容凹部の前記スプールの背後に区画形成された背圧室と、前記スプールを前記抽気通路の開方向に付勢する付勢手段とを備え、前記給気通路の前記第1の制御弁の前記第1の弁部より下流側を前記背圧室に接続して前記背圧室の圧力に基づき前記抽気通路を開閉する可変容量型圧縮機であって、 前記第1の制御弁は、前記給気通路の前記第1の弁部の下流から分岐して前記吸入室と連通する低圧側通路と、この低圧側通路の開度を調整することが可能な第2の弁部と、をさらに備え、 前記第1の弁部と前記第2の弁部とは、前記第1の弁部により前記給気通路が閉状態となる場合に前記第2の弁部により前記低圧側通路が開状態となり、また、前記第2の弁部により前記低圧側通路が閉状態となる場合に前記第1の弁部により前記給気通路が開状態となる、一方が対応する通路を閉状態とする場合に他方が対応する通路を開状態とする連動関係にあり、 前記背圧室は、前記第1の制御弁の第1の弁部または第2の弁部を介して吐出室または吸入室に選択的に接続されることを特徴とする可変容量型圧縮機。
IPC (1件):
F04B 27/18 ( 200 6.01)
FI (2件):
F04B 27/18 B ,  F04B 27/18 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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