特許
J-GLOBAL ID:202103008589314605

ディレードコーカーユニットにおける廃プラスチックの同時変換のためのプロセス及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 上田 邦生 ,  柳 順一郎 ,  小栗 眞由美 ,  竹内 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-139364
公開番号(公開出願番号):特開2021-050325
出願日: 2020年08月20日
公開日(公表日): 2021年04月01日
要約:
【課題】ディレードコーカーにおいて、石油残留物原料と共に廃プラスチックから、価値が高いより軽質の留分生成物に変換する熱分解プロセスの提供。【解決手段】石油残留物を取得する、主分留装置カラム41と、それに接続される加熱炉43、そして流動廃プラスチック材料をディレードコーカードラム48、49に供給する廃プラスチック供給容器52とを備え、石油残留物及び廃プラスチック材料の混合物をディレードコーカードラムで熱分解し、その生成物蒸気を主分留装置カラムで分留する。更に蒸気留分67を燃料ガス、LPG及びナフサに分離するガス濃縮及び分離セクションとを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
廃プラスチックをより軽質の留分生成物に変換するためのプロセスであって、 a.フレッシュ炭化水素フィードストックを主分留装置カラムの底部セクションに送り込み、内部リサイクル留分と混合した後に、前記カラムから二次炭化水素フィードを引き出すステップと、 b.炉内で加熱した後の前記二次炭化水素フィードをディレードコーカードラムに給送するステップと、 c.前記廃プラスチックを供給容器に装填するステップと、 d.前記廃プラスチックを前記供給容器から前記ディレードコーカードラムに搬送し、その後、前記二次フィード及び前記廃プラスチックの混合物を熱分解し、前記コークスドラム内部で複合生成物蒸気を取得するステップと、 e.前記複合生成物蒸気を主分留装置カラムに送り、蒸気留分とともに、軽質コーカーガス油、重質コーカーガス油及びコークス燃料油を取得するステップと、 f.前記蒸気留分を、燃料ガス、LPG及びナフサに分離するためのガス濃縮(GASCONセクション)及び分離セクションに送るステップと、 を含むプロセス。
IPC (2件):
C10G 9/02 ,  C10G 1/10
FI (2件):
C10G9/02 ,  C10G1/10
Fターム (13件):
4H129AA03 ,  4H129BA04 ,  4H129BB03 ,  4H129BC02 ,  4H129BC06 ,  4H129BC07 ,  4H129BC11 ,  4H129CA08 ,  4H129CA30 ,  4H129DA03 ,  4H129FA04 ,  4H129NA21 ,  4H129NA43
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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