特許
J-GLOBAL ID:202103009300982814
環状DNAの複製または増幅方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小野 新次郎
, 山本 修
, 宮前 徹
, 中西 基晴
, 泉谷 玲子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-503056
特許番号:特許第6960684号
出願日: 2018年02月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 無細胞系における環状DNAの複製方法であって、以下の工程:
(1)鋳型となる環状DNAと、以下:
環状DNAの複製を触媒する第一の酵素群、
岡崎フラグメント連結反応を触媒して、カテナンを形成する2つの姉妹環状DNAを合成する第二の酵素群、および
2つの姉妹環状DNAの分離反応を触媒する第三の酵素群、
を含む反応液との反応混合物を形成する工程;および
(2)工程(1)において形成した反応混合物を反応させる工程;
を含み、
ここで当該環状DNAは、DnaA活性を有する酵素と結合可能な複製開始配列(origin of chromosome(oriC))を含み、そして、oriCに対してそれぞれ外向きに挿入された1対のter配列、および/または、DNAマルチマー分離酵素が認識する塩基配列、をさらに含み、
ここで当該ter配列は、oriCの近傍または隣接した領域に存在する、
ここで当該環状DNAがter配列を有する場合、前記工程(1)の反応液はさらにter配列に結合して複製を阻害する活性を有するタンパク質を含み、そして当該環状DNAがDNAマルチマー分離酵素が認識する塩基配列を有する場合、前記工程(1)の反応液はさらにDNAマルチマー分離酵素を含む、
ここで、前記DNAマルチマー分離酵素はCreまたはXerCDであり、そして、
ここで、前記ter配列に結合して複製を阻害する活性を有するタンパク質が、Tusタンパク質またはRTPタンパク質である、
前記方法。
IPC (2件):
C12N 15/10 ( 200 6.01)
, C12N 15/11 ( 200 6.01)
FI (2件):
C12N 15/10 ZNA Z
, C12N 15/11 Z
引用特許:
引用文献:
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