特許
J-GLOBAL ID:202103014830567510

アーク溶接装置およびアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 稔 ,  臼井 尚
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-543618
特許番号:特許第6800865号
出願日: 2016年09月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 溶接ワイヤおよび母材を含む経路に溶接電力を供給する電力出力手段と、 前記母材に向かう正送方向および前記母材から離間する逆送方向に前記溶接ワイヤを所定のワイヤ送給速度で送給するワイヤ送給手段と、 前記溶接ワイヤが前記母材と短絡する短絡工程および前記溶接ワイヤと前記母材との間にアークが発生するアーク工程を各々が有する複数の単位溶接工程が行われるように、前記電力出力手段および前記ワイヤ送給手段を制御する制御手段と、 を備えるアーク溶接装置であって、 前記アーク工程の始期から前記ワイヤ送給速度が前記正送方向における最大正送速度に達するまでの期間を第1遷移期間とし、前記短絡工程および前記アーク工程における溶接電流の平均値を平均溶接電流とするとき、 前記制御手段は、溶接電流を前記平均溶接電流よりも小さい値とする電流抑制第1期間を前記第1遷移期間内に設定するように構成されており、 前記第1遷移期間の長さをT0、前記電流抑制第1期間の長さをT1とした場合に、0<T1/T0≦0.8であり、 前記制御手段は、前記ワイヤ送給速度が最大逆送速度に維持される最大逆送期間を前記第1遷移期間の直前に設定し且つ前記最大逆走期間を前記第1遷移期間の始期で終了させ、前記第1遷移期間においては前記ワイヤ送給速度を単調増加させるとともに、前記溶接電流が前記平均溶接電流よりも小さい値となり且つ前記電流抑制第1期間に連続する電流抑制予備期間を設定するように構成されている、アーク溶接装置。
IPC (2件):
B23K 9/12 ( 200 6.01) ,  B23K 9/073 ( 200 6.01)
FI (2件):
B23K 9/12 305 ,  B23K 9/073 545
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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