特許
J-GLOBAL ID:202103015577641810

建築物の免震構造及び免震アンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鳥巣 実 ,  中嶋 慎一 ,  鳥巣 慶太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-211213
公開番号(公開出願番号):特開2021-080796
出願日: 2019年11月22日
公開日(公表日): 2021年05月27日
要約:
【課題】土台の貫通孔でアンカーボルトの曲げ抵抗に対応することで、十分な免震効果を得ることができ、非常に安価で施工(設置)を容易にする。【解決手段】土台1の上下側に上側及び下側免震部11,21を設ける。上側免震部11は、第1上側ワッシャ12と第1下側ワッシャ13の間に環状の第1減衰材14が接合されてなる構造でアンカーボルト2が第1上側ワッシャ12、第1下側ワッシャ13及び第1減衰材14の中心孔12a,13a,14aを貫通している。第1下側ワッシャ13及び第1減衰材14の中心孔13a,14aの内径はほぼ等しく、第1上側ワッシャ12の中心孔12aよりも大径である。第1下側ワッシャ13及び第1減衰材14の中心孔13a,14aの内径は、土台1の貫通孔1aの下側孔部分1abの内径にほぼ等しい。第2上側ワッシャ22及び第2減衰材24の中心孔22a,24aの内径はほぼ等しく、第2下側ワッシャ23の内径より大径である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
建築物の土台に貫通孔が設けられ、前記貫通孔を通じてアンカーボルトが嵌挿されて、前記土台が基礎に取り付けられている建築物の免震構造であって、 前記土台の上側に設けられ第1上側ワッシャと第1下側ワッシャとが第1減衰材を挟んで接合されてなる構造で前記アンカーボルトが前記第1上側ワッシャ、前記第1下側ワッシャ及び前記第1減衰材の中心孔を貫通している上側免震部と、 前記土台と前記基礎との間に設けられ第2上側ワッシャと第2下側ワッシャとが第2減衰材を挟んで接合されてなる構造で前記アンカーボルトが前記第2上側ワッシャ、前記第2下側ワッシャ及び前記第2減衰材の中心孔を貫通している下側免震部とを備え、 前記第1下側ワッシャ及び前記第1減衰材の中心孔の内径はほぼ等しく、前記第1上側ワッシャの中心孔よりも大径であり、 前記土台の貫通孔の内径は、前記第1下側ワッシャ及び前記第1減衰材の中心孔の内径とほぼ等しいものであり、 前記第2上側ワッシャ、前記第2減衰材の中心孔の内径はほぼ等しく、前記第2下側ワッシャの内径より大径である、ことを特徴とする建築物の免震構造。
IPC (4件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/08 ,  E02D 27/00 ,  E02D 27/34
FI (4件):
E04H9/02 331Z ,  F16F15/08 E ,  E02D27/00 Z ,  E02D27/34 B
Fターム (13件):
2D046AA13 ,  2D046DA12 ,  2E139AA01 ,  2E139AB03 ,  2E139AC19 ,  2E139CA01 ,  2E139CC02 ,  3J048AA01 ,  3J048BA04 ,  3J048BA05 ,  3J048BA10 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 免震具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-229573   出願人:有限会社テック大宮

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