特許
J-GLOBAL ID:202103015915885576

有機半導体と金属錯体を含む調合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 蔵田 昌俊 ,  野河 信久 ,  河野 直樹 ,  井上 正 ,  鵜飼 健 ,  飯野 茂
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-560978
特許番号:特許第6786523号
出願日: 2016年05月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも一つの有機半導体と少なくとも一つの金属錯体と少なくとも一つの有機溶媒とを含む調合物であって、金属錯体の20°Cでの溶解度は、少なくとも一つの有機溶媒中で≧5g/lであり、有機半導体の20°Cでの溶解度は、少なくとも一つの有機溶媒中で≧10g/lであることを特徴とし、 ここで、少なくとも一つの有機半導体は、以下の式(I)の少なくとも一つの構造単位を含むポリマーであり; 式中、 Ar1〜Ar3は、出現毎に各場合に同一であるか異なり、一以上の基Rにより置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有するモノあるいはポリ環式の芳香族もしくは複素環式芳香族環構造であり、 Rは、出現毎に同一であるか異なり、H、D、F、Cl、Br、I、N(R1)2、CN、NO2、Si(R1)3、B(OR1)2、C(=O)R1、P(=O)(R1)2、S(=O)R1、S(=O)2R1、OSO2R1、1〜40個のC原子を有する直鎖アルキル、アルコキシもしくはチオアルコキシ基、3〜40個のC原子を有する分岐あるいは環式アルキル、アルコキシもしくはチオアルコキシ基(夫々、1以上の基R1により置換されてよく、1以上の隣接しないCH2基は、R1C=CR1、C≡C、Si(R1)2、C=O、C=S、C=NR1、P(=O)(R1)、SO、SO2、NR1、O、SもしくはCONR1で置き代えられてよく、ここで、1以上のH原子は、D、F、Cl、Br、IもしくはCNで置き代えられてよい。)または、各場合に、1以上の基R1により置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有するモノあるいはポリ環式の芳香族もしくは複素環式芳香族環構造、または、1以上の基R1で置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有するアリールオキシもしくはヘテロアリールオキシ基、または、1以上の基R1で置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有するアラルキルもしくはヘテロアラルキル基、または、1以上の基R1で置換されてよい10〜40個の芳香族環原子を有するジアリールアミノ基、ジヘテロアリールアミノ基もしくはアリールヘテロアリールアミノ基または架橋可能基Qであり;ここで、2個以上の基Rは、モノあるいはポリ環式の脂肪族、芳香族および/またはベンゾ縮合環構造をたがいに形成してよく; R1は、出現毎に同一であるか異なり、H、D、F、1〜20個のC原子を有する脂肪族炭化水素基、5〜20個のC原子を有する、芳香族および/または複素環式芳香族炭化水素基であって、さらに、1以上のH原子は、Fで置き代えられてよく;ここで、2個以上の置換基R1は、モノあるいはポリ環式の脂肪族もしくは芳香族環構造をたがいに形成してよく、破線は、ポリマー中の隣接する構造単位への結合であり、および ここで、少なくとも一つのAr1、Ar2および/またはAr3は、少なくとも2個のC原子を含む基Rにより置換され、 ここで、少なくとも一つの金属錯体は、13〜15族の金属原子と以下の構造のリガンドを含み、 式中、 R11およびR12は、同一であるか異なり、O、S、Se、NHまたはNR14より成る基から選ばれ、ここで、R14は、アルキルまたはアリール基であり、ここで、R14およびR13は、互いに環を形成してよく; R13は、1〜40個のC原子を有する直鎖アルキル、アルコキシもしくはチオアルキル基、2〜40個のC原子を有するアルケニルもしくはアルキニル基、3〜40個のC原子を有する分岐あるいは環式アルキル、アルコキシもしくはチオアルキル基(夫々、1以上の基R1により置換されてよく、各場合に、1以上の隣接しないCH2基は、R1C=CR1、C≡C、Si(R1)2、C=O、C=S、C=NR1、P(=O)(R1)、SO、SO2、NR1、O、SもしくはCONR1で置き代えられてよく、ここで、1以上のH原子は、D、F、Cl、Br、IもしくはCNで置き代えられてよい。)または、各場合に、1以上の基R1により置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有する芳香族もしくは複素環式芳香族環構造、または、1以上の基R1で置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有するアリールオキシもしくはヘテロアリールオキシ基、または、各場合に、1以上の基R1で置換されてよい5〜60個の芳香族環原子を有するアラルキルもしくはヘテロアラルキル基、または、1以上の基R1で置換されてよい10〜40個の芳香族環原子を有するジアリールアミノ基、ジヘテロアリールアミノ基もしくはアリールヘテロアリールアミノ基より成る基から選ばれ;ここで、R13は、少なくとも一つの基R12と環を形成してよく; R1は、出現毎に同一であるか異なり、H、D、F、1〜20個のC原子を有する脂肪族炭化水素基、5〜20個のC原子を有する、芳香族および/または複素環式芳香族炭化水素基であって、さらに、1以上のH原子は、Fで置き代えられてよく;ここで、2個以上の置換基R1は、モノあるいはポリ環式の脂肪族もしくは芳香族環構造をたがいに形成してよく、 ここで、有機溶媒は、少なくとも2種の溶媒を含み、ここで、第1の有機溶媒は、100°C〜300°Cの沸点を有し、第2の有機溶媒は、40°C〜100°Cの沸点を有する、 調合物。
IPC (3件):
H01L 51/50 ( 200 6.01) ,  H05B 33/10 ( 200 6.01) ,  C08L 101/12 ( 200 6.01)
FI (4件):
H05B 33/22 D ,  H05B 33/14 A ,  H05B 33/10 ,  C08L 101/12
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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引用文献:
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