研課題
J-GLOBAL ID:202104001269909723  研究課題コード:07051206

ゆらぎと生体システムのやわらかさ

体系的課題番号:JPMJCR02E8
実施期間:2002 - 2007
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院生命機能研究科, 教授/研究科長 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJCR02E8
研究概要:
生体の運動を担う生物分子モーターは、熱ゆらぎを巧く利用して効率よく働くという人工機械では見られない ユニークな性質を持っています。本研究では、蛋白質設計、1分子イメージング、ナノ計測、極低温電顕構造ダイナミクス、理論・計算機シミュレーション解析 そして運動再構成などの視点から、分子モーターが熱ゆらぎを利用するしくみを徹底的に追及します。そして、“ゆらぎ”を機能に利用するという素子のユニー クな性質が、生体システム特有の“やわらかさ”にどのように関わっているのかを、実験的そして理論的に検討します。これらの結果を基に、高分子ゲルなどを 使って、人工的に筋肉運動を再現するモデル系(人工筋肉)の構築を目指します。最終的には、 分子モーターで得られた知見をより一般化し、ゆらぎと生物シ ステムの“やわらかさ”についての統一的な概念をうち立てます。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
上位研究課題: ソフトナノマシン等の高次機能構造体の構築と利用
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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