研課題
J-GLOBAL ID:202104002879512562  研究課題コード:12101320

波力発電と沿岸防災を目的とする二重遊水室型護岸の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工学研究科生産環境工学専攻, 教授 )
研究概要:
本研究は,暴浪時および津波作用時における防波施設としての機能を維持しながら,平常時の波浪を含む広い周期帯の波に対して波浪パワーの効率的な取得が可能となる二重遊水室型防波護岸を新規に提案すると共にその効果的な断面設定法について明らかにした.その結果,沖側の第一遊水室の下部に設けた水平板は,長周期波の制御や遊水室内の波高増幅度を高めるのに非常に効果的であることが確認された.また,東北地方・太平洋海域で確認されている比較的高い波浪パワー賦存量を活用できるようにするため,サボニウス水車に基づく水流発電方法や潮流発電で培った流向制御板を利用する発電方法など,変換効率の高い波力発電方式について検討を進めた.
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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