研課題
J-GLOBAL ID:202104003085246880
研究課題コード:21446848
生薬の品質評価法を「量」から「質」に転換する分析システムの開発
体系的課題番号:JPMJTM20ST
実施期間:2021 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, 薬学部薬学科 衛生薬学講座, 准教授 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20ST
研究概要:
本提案は、生薬の全代謝成分の網羅的な解析(NMRメタボロミクス)で薬効を予測できる技術シーズの実用化試験である。生薬の主成分定量による量的評価では薬効の予測が困難であるが、NMRメタボロミクスは薬効に寄与する全成分の官能基(部分構造)を特定できるので、質的評価への転換が実現する。この転換により、既存生薬の未知薬効(新型コロナウイルス感染症予防・治療も含む)の発掘、それに伴う生薬栽培・加工産業の拡大などのイノベーションインパクトが期待できる。現段階以上の解析精度(的中率)を目標に、芍薬の既知薬効(血小板凝集抑制)および未知薬効(抗インフルエンザ活性)の予測を行い、実現可能性を判断する。
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