研課題
J-GLOBAL ID:202104005426628119  研究課題コード:13410205

骨格筋量を維持・増加させる生薬「キクカ」の有効成分の探索

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院薬学研究科, 准教授 )
研究概要:
本研究では、高齢者の活動性を低下させる重大な変化である、サルコペニアと呼ばれる骨格筋量の減少とそれに伴う筋力の低下を改善する物質を、生薬成分から単離することを目的とした。骨格筋量を著しく低下させるメラノーマ接種マウスを用いて検討を行った結果、生薬成分の「キクカ」に骨格筋量の低下を抑制する効果を見出した。また、キクカに含まれる有効成分の単離を行ったところ、ヘキサンに溶け出す分画の中に、非常に強い効果を示す成分が含まれることが、細胞を用いた研究でわかった。今後、この非常に強い効果を示す成分が、動物モデルにおいても、キクカと同様の作用を示すか否かについて検討を行い、サルコペニア改善作用を示す化合物の同定をし、栄養補助食品としての販売の可能性を探りたい。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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