研課題
J-GLOBAL ID:202104005570558230  研究課題コード:10102460

加工澱粉の製造効率を改善することができる新奇の粒径を持つ澱粉粒の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 資源植物科学研究所, 助教 )
研究概要:
これまでに澱粉粒の形状が野生型と異なるイネの変異系統を6系統 (ssg1-ssg6変異体) 単離し育成している。本研究ではこれらの変異体の澱粉を精製し、糊化特性ならびにアミロペクチンの鎖長分布という物理化学特性を測定した。これら物性は加工澱粉の製造効率に直接影響を及ぼす重要因子である。また、新奇物性を示す澱粉を開発することは、将来の澱粉育種に極めて重要である。本研究によりssg1, ssg2, ssg3変異体の澱粉は難糊化性を示し、ssg6変異体では易湖化性を示すことが分かった。また、ssg1, ssg2, ssg3変異体では、アミロペクチンの鎖長分布においても野生型とは異なる分布を示した。
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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