研課題
J-GLOBAL ID:202104009749728053  研究課題コード:12101927

医療・介護現場のニーズに対応した移乗動作介助機器の実用化

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 臨床医学部門, 准教授 )
研究概要:
要介護者(障害者)の中には、体の回旋はできなくとも、支えがあれば立位可能な症例は多い。その残存機能である立位能力を最大限活用し、要介護者(障害者)の自主性や自尊心を失わせることなく、安全に移乗動作が行える機器を開発・試作し、開発機を元に、移乗動作介助機器の実用化を目指し、その有用性をアンケート調査した。 結果として、走行は比較的良好との評価であったが、動き始めと回転時にまだ改良の余地がありと評価された。また自分が介護される際には、本機器の有効性の理解は得られたが、機器の金額面で、5~10万円までに価格を落とす工夫が必要であった。今後ベッドと一体型で、ベッドの柵の回転バーと一体になるものを作成したい。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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