研課題
J-GLOBAL ID:202104013172828832  研究課題コード:11101466

摺動面の横すべりが生み出す仮想的な粘性減衰効果を利用した摩擦振動の抑制技術

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院環境情報研究院, 准教授 )
研究概要:
研究責任者が有するシーズ(=摺動面の横すべりが生み出す仮想的な粘性減衰効果を利用した摩擦振動の抑制技術)を基礎として、技術の移転先をディスクブレーキとした研究開発を行った。回転するディスクにパッドを押しつけて、ディスクとパッドの摩擦により回転を止めた。1方向に柔軟な構造を有するパッドの支持部は、パッドまわりに回転可能な取付角を持たせて、摺動面に横すべりを与えられる構造とした。横すべりなしのときに振動と異音が発生する状況において、横すべりを与えると、特定の振動と異音が消失することを実証した。また、ディスクを静止させるために要する時間により制動性を評価したところ、振動と異音が消失しても、制動性が犠牲になることはないことをあわせて実証した。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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