研課題
J-GLOBAL ID:202104014711373549  研究課題コード:07051538

腰原非平衡ダイナミクスプロジェクト

体系的課題番号:JPMJER0302
実施期間:2003 - 2008
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院理工学研究科, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJER0302
研究概要:
物質の「非平衡状態」を利用して超高速相スイッチなど新機能を持つ物質を開拓する研究を行いました。 これまでに有機電荷移動錯体の光誘起相転移を基にした超高速光スイッチ材料と鉛フリーの電気歪素子材料の開発指針を発見する大きな成果を得ました。 また原子・電子等の量子的粒子やその集団の「動き」を直接観測すれば、「百聞は一見にしかず」の言葉通り、物質科学全体に格別の発展をもたらすと考えられます。そこで、外からの刺激に高速で変化・応答する電子や原子の動きを捕まえるために、放射光施設の量子ビーム技術とピコ秒領域の超高速光技術を組み合わせた、新たな「超高速分子動画観測装置」の建設とその利用技術を開発しました。 この装置を用いて、強相関系と呼ばれる新物質群の光誘起相転移現象解明の他にも、生理活性ガス分子の移動に伴うたんぱく質分子中でのドミノ倒し的変形の解明や、溶液中光化学反応のダイナミクスの解明などに大きな成果を達成しています。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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