研課題
J-GLOBAL ID:202104019215321190  研究課題コード:09000378

フィリピン地震火山監視強化と防災情報の利活用推進

体系的課題番号:JPMJSA0913
実施期間:2009 - 2014
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 地震研究部, 総括主任研究員 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSA0913
研究概要:
迅速で正確な監視情報が適切な災害対応を可能とする フィリピンは西太平洋のプレート沈み込み帯に位置し、我が国同様に地震・火山災害が多いため、防災対策や予測手法の確立が急がれている。そこでリアルタイム地震・震度観測網の導入による迅速で正確な地震動分布と被害の推定、地殻変動観測によるミンダナオ島の地震発生ポテンシャル評価、タール火山とマヨン火山のリアルタイム地震・地殻変動・電磁気総合観測による地下のマグマ活動の把握と予測を行う。 研究成果をポータルサイトで発信。災害情報の共有と住民防災教育に活用 システムの開発・設置は順調に進み、観測された地震・火山情報を発信する防災情報ポータルサイトの構築も始まった。備えを促すための庶民住宅向け簡易耐震診断ツールも作成している。東日本大震災の経験を踏まえた津波防災への取り組みも始まった。フィリピンの国・地方、行政・コミュ二ティーの防災力向上を最終的な目標としている。
研究制度:
上位研究課題: 防災
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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