研課題
J-GLOBAL ID:202104019648754920  研究課題コード:7700006934

レーザ励起弾性波を用いた固体中クラックの非破壊分布測定法の開発

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 工学部電子工学科, 教授 )
研究概要:
低出力の短パルスレーザを固体表面に照射すると、熱弾性効果により短いパルス状の弾性波が発生する。本課題では、この弾性波と大振幅超音波の非線形効果を用いて、固体中のマイクロクラックを非破壊的に検出する手法を開発する。本手法は、レーザによる非接触励起弾性波を利用しているため、クラックの形状・位置に応じてシステムの構成を変更でき、金属配管のクラックから大きな構造部材中の微小クラックまで、多彩な実用的用途が期待される。本課題では、金属固体中のクラック先端の分布状況を0.1mm 程度の高空間分解能で二次元画像表示する革新的な非破壊検査法の基礎技術を確立する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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