抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒマワリ(Helianthus annuus L.)はフラボノイド,アルカロイドおよびタンニンのような活性成分を含む。しかし,ヒマワリ(SEO)の受容性から精油に焦点を当てた研究は少ない。SEOの化学成分,抗微生物作用および抗酸化活性を,SEOが天然保存料および医薬品として使用できるかどうかを評価した。SEOの抽出率は,水蒸留と石油エーテルによる溶媒の使用で0.4%であり,これは以前の研究での水蒸気蒸留(0.2%)のみによるものより非常に高かった。SEOsの全81の揮発性成分をガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)によって同定した。SEOの主成分は-ピネン(31.17%),カラメネン(5.66%),-テルピネオール(4.71%),ベルベノン(3.15%),カール-16-エン(2.52%)およびテルピノレン(1.47%)であった。SEOの抗微生物活性を3つの細菌(大腸菌,緑膿菌,および黄色ぶどう球菌)と2つの真菌(S.cerevisiaeとCandida albicans)に対して評価した。P.aeruginosaとS.aureusに対するSEOのMICは0.2mg/mLであった。S.cerevisiaeに対するSEOのMICは3.2mg/mLであった。E.coliとCandida albicansに対するSEOのMICは6.4mg/mLであった。結果は,SEOが高い抗菌作用と抗真菌作用を持つことを示した。抗酸化活性を3つの異なる分析アッセイ(DPPH,ABTS及び鉄還元能力)で測定した。抗酸化活性の結果は,SEOが高い抗酸化活性を有することを示した。結果は,SEOが,その優れた抗菌および抗酸化活性により,天然保存料および医薬品として使用できることを証明した。【JST・京大機械翻訳】