抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】COVID-19ワクチンの3回目の投与を受けた2021年12月30日,オンタリオ長期介護(LTC)居住者は,Omicron変異体によるCOVID-19関連罹患率と死亡率のサージを予防するために4回目の用量を提供した。方法:試験陰性デザインとリンクデータベースを用いて,[≧]60歳以上のオンタリオLTC住民のmRNAワクチンの辺縁有効性(4対3用量)とワクチン有効性(VE;2,3,または4用量対無投与)を推定し,2022年12月30日~2021年4月27日の間にSARS-CoV-2を検査した。転帰尺度は,Omicron感染,症候性感染,および重症転帰(入院または死亡)を含んだ。【結果】著者らは,13,654のOmicron症例と205,862の試験陰性対照を含んだ。ワクチン接種後7日(mRNA-1273を投与された4回目の投与ワクチンレシピエントの95%)[≧]7日をワクチン接種後7日間受けた[≧]84日投与の辺縁有効性は,感染に対して19%(95%信頼区間[CI],12~26%),症候性感染に対して31%(95%CI,20~41%),重度の転帰に対して40%(95%CI,24~52%)であった。VE(非接種群と比較し)は,各々の追加用量で増加し,4回目の用量は,感染,症候性感染および重度の結果に対し,それぞれ,49%(95%CI,43~54%),69%(95%CI,61~76%)および86%(95%CI,81~90%)であった。結論:著者らの所見は,第3の線量と比較して,第4の線量が,長期介護住民の間で,Omicronに起因する感染,症候性感染,および重度の転帰に対する保護を改善することを示唆する。非接種個体と比較して,4回目の用量は重度の転帰に対して強い保護を提供するが,保護の持続時間は不明のままである。【JST・京大機械翻訳】