抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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擬ギャップ現象と新しいBose-液体超伝導(超流動性)の一貫した微視的理論を,高T_c銅酸化物と関連系において,フェルミオン間の有効引力のエネルギーε_AがFermiエネルギーε_Fと同程度であり,ボソンCooper対がT_c以上で形成され,次に,そのようなCooper対の一部はT_cでBose超流体に凝縮した。低Fermiエネルギー(ε_F||_A)を有する高T_c銅酸化物および他の系はボソン超伝導体/超流体であり,T_c以上での擬ギャップ相,T_cでのλ様超伝導転移およびT_c以下でのBose-液体超伝導を示した。高T_c銅酸化物中の関連する電荷キャリアは,T_c以上でボソンCooper対に結合したポーラロンである。極性と擬ギャップ効果はドーピングの増加と共に弱くなり,量子臨界点で消滅した。修正BCS様理論は,他の擬ギャップ領域を記述するが,高T_c銅酸化物および他の系における超流動転移は,BCS様転移も通常のBose-Einstein凝縮もしない。Cooper対のボソン化の基準を定式化した。ボソンCooper対のコヒーレント単一粒子および対凝縮体の平均場理論は,実験知見と完全に一致した高T_c銅酸化物の新しい超伝導状態と特性をかなり良く記述した。他のエキゾチック系(例えば,重フェルミオンおよび有機化合物,Sr_2RuO_4, ̄3He, ̄4Heおよび原子Fermiガス)の異常な超伝導/超流動状態および特性を,Bose超流体の理論により,より明確に説明した。最後に,非従来型超伝導と超流動性の新しい基準と原理を定式化した。【JST・京大機械翻訳】