抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,状態固有(SS)と状態平均(SA)完全能動空間自己無撞着場(CASSCF)波動関数のための1段階二次収束器を示した。ロバスト収束は,信頼領域拡張Hessian(TRAH)アルゴリズムを用いたステップ制約を通して達成される。数値的不安定性を避けるために,変分構成パラメータの指数パラメータ化を採用して,それは非冗長直交補足基底によって機能した。これはSS-CASSCFの一般的アプローチであり,SA-CASSCF波動関数に拡張される。著者らの実装は,スパース原子軌道または小活性分子軌道基底のいずれかで定式化された中間体に基づく積分直接である。従って,それは,交換近似のための,分解能の分解能や,球の連鎖のような,効率的な積分分解技術との組み合わせから恩恵を受ける。これは,231原子と5154基底関数を有するNi(II)錯体のような大きな分子に関する計算を容易にする。TRAH-CASSCFの実行時間性能は,近似および完全二次アルゴリズムの他の最先端の実装と競合する。洗練された一次収束器と比較して,TRAH-CASSCF計算は,通常,収束に達するためにより多くの反復をとり,従って,より長い実行時間を持つ。しかし,TRAH-CASSCF計算は,一次アルゴリズムが失敗する場合でも,真の最小に確実に収束する。【JST・京大機械翻訳】