抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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遷移金属ジカルコゲン化物(TMDC)とヨウ化クロム(CrI_3)ヘテロ構造間の近接交換効果の広い同調性は,二次元磁気電気におけるTMDCの使用に対する興味深い可能性を提供する。本研究では,TMDC/CrI_3接合における電気及び熱輸送に及ぼすねじれ角及びゲート電場の影響をDirac-Bogoliubov-de Gennes方程式を用いて調べた。スピン-軌道相互作用によるバンド構造のスピン分裂によって顕著な量を制御することができ,バンドの交換分裂が近接効果から生じることを示した。Andreev反射(AR)プロセスの特性はスピン-軌道結合によるスピン谷偏光状態に大きく依存した。注目すべきことに,完全なスピン谷偏光ARは,局所Fermiエネルギーを調整し,電荷ドーピングのタイプを変えるためにゲート電圧を用いて広いバイアス範囲にわたって可能である。p型ドーピングによる提案構造は,より大きなスピン谷偏光Andreevコンダクタンスと高い熱伝導率を有することが分かった。さらに,TMDC材料およびTMDC/CrI_3層の化学ポテンシャルに依存して,ねじれは,超伝導領域よりも小さな化学ポテンシャルに対する熱コンダクタンスの増強と同様に,Andreevコンダクタンスの抑制または著しい増加につながることを示した。【JST・京大機械翻訳】