抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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密度行列くりこみ群を用いて,サイト12.5%あたりドープした正孔濃度を有する4脚円筒上の四角形モデルの基底状態特性を研究した。長いシステムサイズに対して多数の状態を保つことにより,基底状態の性質が,次の最近接ホッピングt′の存在に著しく敏感であることを見出した。t′なしで,系の基底状態は,長距離電荷密度波(CDW)秩序を持つ絶縁充填ストライプ相に対応し,短距離不整合スピン相関が現れる。しかし,小さな負のt′では,共存する代数的d波超伝導(SC)と代数的CDW相関によって特徴付けられた。さらに,電荷およびスピン周期性が1次元鎖に対して一般的である4k_Fおよび2k_F波ベクトルの代わりに半充填ストライプと一致することを除いて,それは正準Luther-Emery(LE)液体と一致する短距離スピンおよびフェルミオン相関を示す。小さな正のt′に対して,別の相は類似のSCとCDW相関を示す。しかし,フェルミオンは,(近)無限相関長によって特性化され,一方,ギャップスピン系は,単純な千鳥反強磁性相関によって特性化される。著者らは,この相互作用が,相互作用が銅酸塩型磁気共鳴を安定化する効果のみを持つ, ladder子上の弱結合(BCS様)d波超伝導体から形成されるLEと一致することを示した。【JST・京大機械翻訳】