抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景と目的】腺腫検出率(ADR)のようなNeoplasia関連指標は,結腸鏡検査のための品質改善プロセスにおける優先事項である。著者らの目的は,便潜血試験(FOBT)陽性結腸鏡検査における異なる検出と特性化指標を評価し,比較し,それらの分散に影響する因子を分析し,ベンチマークを提案することである。【方法】フランスの国家プログラムの一部,Alsaceで実施された集団ベースの結腸直腸癌(CRC)スクリーニングプログラムにおいて,2007年から2019年の間に実施したすべての結腸鏡検査からの前向きに収集したデータの遡及的分析を,陽性グアイアックベースのFOBTまたは糞便免疫化学試験(FIT)後に実施した。検出指標はADR,ニューADR(近位鋸歯病変を含む),結腸鏡検査当たりの腺腫の平均数,および近位鋸歯病変検出率を含んだ。特性化指標は非腫瘍性ポリープ検出率を含んだ。結果:全体で,13.455FIT陽性結腸鏡検査を116人の内視鏡技師によって実行した。全体のADRは,57.6%(95%CI56.8-58.5)であった。糞便ヘモグロビン濃度における各10g/g増加に対して,ADRの2%の増加が観察された。ADRが[≧]55%である内視鏡医は,近位の鋸歯状病変と腺腫の数を含むすべての新生物に対する高い検出器であった。非腫瘍性ポリープ検出率は,最も高い検出器(ADR>70%)で39.5%であり,低検出器(21.4%)より有意に高かった(p<0.001)。検出と特性化指標の間に強い相関があり,例えば,近位の鋸歯状病変と非腫瘍性ポリープ検出率(ピアソン=0.73;p<0.01)の間にあった。結論:近位鋸歯状病変を含む単一指標,ニューADRは,標的標準がFIT陽性結腸鏡検査(男性で65~80%,女性で45~60%)で55%と70%の間で上昇して,結腸鏡検査の腫瘍形成収率を評価するのに十分である。【JST・京大機械翻訳】