抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セグメントルーティング(SR)は,集中型ソフトウェア定義ネットワーク化(SDN)パラダイムと分散IPネットワークインフラストラクチャに適用されるホップバイホップルーティングによってサポートされたソースルーティングの利点を結合した。しかしながら,計算非効率性のため,様々なタイプのネットワークが,従来のアプローチを用いた多重セグメントを有するSRから利益を得るかどうかを評価することは,ほとんど不可能である。本論文では,アルゴリズムの観点からSRの可能性を完全に探索するために,柔軟なQ-SRモデルとその定式化を提案した。このモデルは,様々なネットワークトポロジーとトラヒック行列に適応できるアルゴリズムを設計し,評価するための高度に拡張可能なフレームワークをもたらす。オフライン設定のために,著者らは,ネットワークサイズの多項式関数である時間において,任意の指定したω>0に対して(1+ω)近似解を見つけることができる完全多項式時間近似方式(FPTAS)を開発した。著者らの知る限り,提案したFPTASは任意に正確な解を計算することができる最初のアルゴリズムである。オンライン設定のために,筆者らは,O(1)-競合性を証明し,nがノード数であるO(logn)の因子によってリンク容量を破るオンラインプライム-デュアルアルゴリズムを開発した。また,提案アルゴリズムの性能限界を証明した。オフラインおよびオンラインシナリオの両者におけるSRパラメータおよびアルゴリズムパラメータを検証するために,現実的なトポロジーに関するシミュレーションを行った。【JST・京大機械翻訳】