抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
回転中性子星(NS)は地上検出器の周波数帯における重力波(GWs)の有望な源である。それらは,球状対称性からのずれにより,連続波(CW)と呼ばれる準単色,長継続時間GW信号を放出することが期待される。そのような変形の程度,従って,NSの内部構造に関する情報は楕円率と呼ばれる無次元パラメータεに符号化される。分離した銀河NSからのCW信号の探索は,ΔΨO(10 ̄-9)と同様に楕円率に敏感であることを示した。これらの探索は個々のNSsからGWsの検出と特性化に最適であるが,平均楕円率ε_avのような母集団としてNSsの特性を測定するように設計されていない。これらのアンサンブル特性は,個々の検出可能なNSからのGW信号の重ね合わせから生じる確率的重力波バックグラウンド(SGWB)の測定によって決定される。本研究では,先進LIGOとVirgoの最初の3つの観測ランからのデータを用いて,そのようなSGWBに対する相互相関探索を行った。SGWB信号に対する証拠を見出さず,無次元エネルギー密度パラメータΩ_gw(f)に上限を設定した。これらの結果を用いて,探索N_bandの周波数帯内のNSs発光GWの数の関数として,銀河NSsと5つのNS ホットスポットの平均楕円率も制約した。ε_av≦sssim1.8x10 ̄-8,N_band=1.6x10 ̄7,銀河NSs,およびε_av≦sssim[3.5-11.8]x10 ̄-7,NSホットスポットに対するN_band=1.6x10 ̄10,を見出した。【JST・京大機械翻訳】