抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マルチターン応答選択は,対話エージェントを開発するために設計されたタスクである。このタスクに関する性能は,事前訓練された言語モデルで顕著な改善を持っている。しかし,これらのモデルは入力として対話履歴におけるターンを単純に連結し,ターン間の依存性を大きく無視する。本論文では,対話履歴をそれらの依存性関係に基づいてスレッドに変換するための対話抽出アルゴリズムを提案した。各スレッドは自己包含サブ対話とみなすことができる。また,スレッドと候補を事前訓練された変換者によってコンパクトな表現に符号化し,最終的に注意層を通してマッチングスコアを獲得するために,Thread-Encoderモデルを提案した。実験は,依存性関係が対話コンテキスト理解のために有用であり,著者らのモデルが,UbuntuV2に関する競合結果によって,DSTC7とDSTC8*の両方に関する最先端のベースラインより優れていることを示した。【JST・京大機械翻訳】