抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ランダム,量子散逸,弾性核振動子ネットワークにおける同期問題に関して,位相変動,擬ギャップ現象,および局所Cooper対を有する非在来型d波超伝導の問題を定式化した。ネットワークのノードは,散逸媒質に埋め込まれた核様,弾性不均一性の局在化した集団四重極振動に対応する。このような振動と相互作用する電子は,d_x ̄2-y ̄2特性の効果的な短距離引力相互作用のために,超流動d波擬ギャップΔ_PGを有する局所Cooper対を形成する。d波ギャップΔを持つ位相コヒーレント,バルク超伝導は,発振器ネットワークがほぼデコヒーレンスのない環境で漸近的にもつれるとき安定化される。位相コヒーレンスは,熱雑音が振動子間の結合,超流体密度Kと同程度になると,T_cで破壊される。2Δ/k_B T_c比はK_cでの同期損失に対するKuramotoの秩序パラメータr=√1K_c/Kの関数であり,T ̄*はΔ_PGが熱変動によって完全に破壊される温度である非普遍的2Δ_PG/k_B T ̄*比よりもはるかに大きい。種々の非通常高温超伝導体に対する利用可能なデータとの関連で,著者らの知見を論じた。【JST・京大機械翻訳】