抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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黄色頭ウイルス1型(YHV-1)に関するこの短い論文は,さらなる研究の予備的研究に値する。YHV-1疾患発生は,養殖エビPenaeus(Penaeus)モノドンとPenaeus(Litopenaeus)のvannameiにおける重度の死亡率を引き起こす。ワクチン接種のような実用的な予防治療が報告されていない。しかし,C6/36蚊細胞培養はYHV-1に順応し,30分裂細胞継代後にウイルスに対して持続的に免疫陽性になることが示された。低継代からのホモジネートによるエビ注射は,注射したエビで免疫陽性血球を生じたにもかかわらず,黄色の頭部疾患(YHD)を引き起こしたが,高継代からはそうではなかった。これは,昆虫細胞通過中のYHV-1減衰と,毒性YHV-1に対するエビ保護のためのワクチンとしての細胞ホモジネートの使用の可能性を示唆した。この仮説をテストするために,毒性YHV-1によるその後の挑戦でYHDに対する防御を試験するために30継代ホモジネートでエビを注射した。結果は,感染エビの血球がYHV-1の逆転写酵素PCR陽性と免疫陽性の両方になったが,死亡率を示さなかった。同様に,YHV-1陰性昆虫細胞からホモジェネートを注射した対照群の死亡率はなかった。その後,YHV-1でチャレンジすると,ナイーブ昆虫細胞からのホモジネートを注射した陽性対照群のエビは,チャレンジ後7日以内に100%の死亡率を示し,一方,YHV-1ホモジネートを注射した群における全死亡率は,9日目までは発生しなかった。Kaplan-Meierログランク生存分析は,2群に対する生存曲線が有意に異なり(p<0.001),試験群の平均生存時間(6.5日)が陽性対照群(5.4日)のそれより有意に長いことを明らかにした。結果は,YHV-1免疫陽性昆虫-細胞ホモジネートによるエビ注射がYHV感染に対する一過性耐性を与え,エビ抗ウイルスワクチンを生産するための昆虫細胞系の使用可能性への更なる研究が保証されることを確認した。【JST・京大機械翻訳】
