抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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思春期は,過去10年間にわたって好気的適応度レベルおよび不十分な身体活動レベルの低下を経験した。身体活動と有酸素適応度の両方が身体的および精神的健康に関係するが,有意な身体的および心理社会的変化により特徴づけられる,この発達段階中に脳でどのように現れるかについてはほとんど知られていない。以前の研究は,子供と成人の両方で,身体活動と有酸素適応と脳の機能的連結性との関連を示した。しかし,機能的連結性の発達が思春期中にユニークな特徴を持つので,これらの結果を青年に一般化することは困難である。ここでは,静止状態機能的磁気共鳴イメージング(fMRI)で測定したように,身体活動および有酸素適応度が思春期脳の局所および半球間機能的連結性と関連するかを検討した。身体活動は,股関節-worn加速度計で測定し,最大20mシャトルラン試験による有酸素適応度を測定した。13~16歳の参加者の地域均一性により測定されたように,中等度から激しい身体活動の高レベルが局所機能的連結性の増加にリンクしていることを見出した。しかし,著者らは,同所性連結性によって示されるように,青年身体活動または有酸素適応度および半球間連結性の間の有意な関連の証拠を見出さなかった。これらの結果は,有酸素適応ではなく身体活動が青年における局所機能的連結性に関連することを示唆する。さらに,身体活動は運動機能に関与する特異的脳領域と関連するが,他の脳領域との広範な関連を示さなかった。これらの結果は,青年における行動-脳関連の理解を進めることができる。【JST・京大機械翻訳】