抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】研究者は,新しいコロナウイルス2019のための効果的治療を見つけるのに難しい。著者らは,COVID-19の入院患者におけるレムデスビルの治療有効性と安全性に関する最新の臨床的証拠を調査するために,包括的系統的レビューを行った。方法:関連した観察および介入研究に対し,Pubmed,Embase,Web of Science,Google scholarおよびMedRxivの系統的検索を行った。測定した転帰は死亡率,改善率,臨床改善までの時間,すべての有害事象率および重度の有害事象率であった。結果:3 RCTと2つのコホートを本研究に含めた。2コホート研究において,患者は10日間レムデスビルを受けた。2 RCTは,レムデスビル有効性対プラセボ群の10日間治療を評価し,他のRCTは,その5日処方対10日処方を比較した。森林プロットの目視検査は,Remdesivir有効性が28日死亡率対14日死亡率の減少においてそれほど違わないことを明らかにした。さらに,10日間の治療処方は,臨床的改善までの時間を短縮する5日間治療とプラセボを過給した。すべての有害事象率は,有意差を持たなかった。しかし,重篤な有害事象率は,10日およびプラセボ群と比較して5日間のレムデシビル群で低かった。【結語】COVID-19患者におけるRemdesivir療法の5日経過は,おそらく効果的で安全であり,侵襲性機械的換気のない患者は,最も有効である。満足な改善が5日目で見られないならば,治療は10日間拡張できる。レムデスビル療法からのほとんどの利点は治療開始の最初の14日間で起こる。【JST・京大機械翻訳】