抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:より高い内因性テストステロン量は,慢性疾患リスクと死亡率の低下と関係する。20世紀中頃から,食事パターンに有意な変化があり,男性のテストステロンレベルは西欧諸国で減少している。横断的研究は,男性における脂肪摂取とテストステロンの間の矛盾した関連を示した。方法:男性の性ホルモンに対する低脂肪対高脂肪食の効果を比較する,最小交絡変数を有する介入研究として,包含に対する適格性を検討した。9つのデータベースを2020年10月から2020年10月まで検索し,合計206人の参加者で6つの適格な研究を得た。ランダム効果メタ分析をCochrane Review Managerソフトウェアを用いて行った。バイアスツールのコクランリスクを品質評価に用いた。結果:低脂肪対高脂肪食の性ホルモンは有意に減少した。結果に対する95%信頼区間(CI)による標準化平均差は,総テストステロン[-0.38(95%CI-0.75~-0.01)P=0.04];遊離テストステロン[-0.37(95%CI-0.63から-0.11)P=0.005];尿中テストステロン[-0.38(CI 95%-0.66~-0.09)P=0.009]とジヒドロテストステロン[-0.3(CI 95%-0.56~-0.03)P=0.03]。黄体形成ホルモンまたは性ホルモン結合グロブリンに有意差はなかった。総テストステロン,ヨーロッパおよびアメリカ人男性のサブグループ分析は,より強い効果を示した[-0.52(95%CI-0.75から-0.3)P<0.001]。結論:低脂肪食は男性のテストステロンレベルを低下させるようであるが,この効果を確認するためにはランダム化比較試験が必要である。ヨーロッパ祖先の男性は,低脂肪食に応答してテストステロンのより大きな減少を経験する可能性がある。【JST・京大機械翻訳】