抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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テラヘルツ(THz)通信システムの開発において,ナノアンテナは最も重要な部品である。特に,焦点は,THzで大きな経路損失を補償し,信号対雑音比を改善することにより,全体システムの性能を高めるため,高指令アンテナを設計することである。本論文では,ナノアンテナ設計のための適切な材料およびTHz通信のためのその性能の進歩について述べた。銅,グラフェン,およびカーボンナノチューブ材料をナノアンテナ設計のための有望な候補である。ナノアンテナの性能を,THzにおける材料の特性と挙動を分析することによって実行した。結果は,グラフェンナノアンテナが小型化,指向性,および放射効率に関してより良い性能を提供することを示した。さらに,THzでのナノアンテナの性能増強を,電場効果を用いてグラフェンの化学ポテンシャルを介して表面伝導率を動的に調整することによって研究した。ナノアンテナの性能は,高小型化,高指向性,低反射,周波数再構成,および安定インピーダンスに関して増強された。グラフェンを用いたTHzナノアンテナはTHz通信システムに利用できる可能性がある。スマートTHz無線環境の観点から;最後に,グラフェンメタ原子を用いたTHz超曲面を示した。ユーザ側グラフェンナノアンテナおよび環境側グラフェン超曲面は,有望なスマートTHz無線環境を構築することができる。【JST・京大機械翻訳】