抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:第3世代セファロスポリン耐性腸内細菌科(3GCR-EB)は,世界的なヘルスケア懸念を生じる。第三世代セファロスポリン感受性腸内細菌科(3GCS-EB)に感染した患者と比較して,3GCR-EBに感染した患者における過剰死亡率を評価した。方法:研究コホートは,2017年に3つの三次医療公共病院において,腸内細菌科に起因する地域発症または健康管理関連感染を有するすべての入院患者から成った。過剰な院内死亡率を,ベースライン患者特性を調整した,競合リスク生存モデルを用いて評価した。結果:2343人の研究患者(年齢中央値60歳,男性45.2%)のうち,1481人(63.2%)は3GCS-EBと862人(36.8%)3GCR-EB感染を有した。494(57.0%)3GCR-EB分離株はフルオロキノロンに対して共耐性であり,15(1.7%)はカルバペネムに対して共耐性であった。院内死亡率は3GCS-EBと3GCR-EB群で同様であった(2.4%対2.8%;p=0.601)。院内死亡率の危険の増加は,3GCS-EB感染(サブ分布危険率[HR]0.80;95%CI,0.41~1.55)と比較して,患者年齢,性別,集中治療入院,感染の起源および感染部位に対して調整する多変量解析において,3GCR-EB感染に対して検出されなかった。原因特異的ハザードの解析は,3GCR-EB感染が病院退院の日常率を有意に減少させ(原因特異的HR=0.84,95%CI,0.76~0.92),それによって,より長い入院につながることを示した。結論:本研究では,腸内細菌科感染における第三世代セファロスポリン耐性は,本研究における院内死亡率の増加と関連していなかった。しかし,3GCR-EB感染は,3GCS-EB感染と比較して入院の長さを増加させることにより,有意な健康管理負荷を場所することが認められた。【JST・京大機械翻訳】