抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
染色体異常(CBM)は,黒色真菌の多くの種の外傷性移植に起因する慢性皮下真菌症である。一部の症例の屈折性とCBMの一般的な再発のため,より効果的で時間のかかる治療が必須である。本研究の目的は,異なるCBM剤に対する病原体Box(R)化合物コレクションにおけるin vitro抗真菌作用を有する化合物を同定することであった。CBMの治療に用いられる薬剤とこれらの化合物の相乗作用も評価した。1Mでのこの収集に存在する薬剤の最初のスクリーニングを,EUCASTプロトコールに従い,Fonsecaea pedrosi臨床株により行った。また,この真菌に対する活性を有する化合物を,0.039~10Mの濃度範囲で,CBM(Cladophialophora carrionii,Phialophora verrucosa,Exophiala jeanselmei,Exophiala dermatitidis,Fonsecaea monophora,Fonsecaea nubica,およびRhinocladiella similis)の他の7つの病原体に対して試験した。イトラコナゾールとテルビナフィンとのこれらの化合物の潜在的相乗作用の分析をチェッカーボード法で行った。8つの化合物は,F.pedrosoi成長の60%以上を阻害した:ジフェノコナゾール,ビタノール,ヨードキノール,アゾキシストロビン,MMV688179,MMV021013,トリフロキシストロビン,およびオーラノフィン。ヨードキノールは最低のMIC値(1.25~2.5M)を示し,MMV688179は試験した全ての化合物(5~>10M)よりも高いMICを示した。オーラノフィンとイトラコナゾールを組み合わせて試験した場合,相乗的相互作用(FICI=0.37)がC.carrionii分離株に対して観察された。要約すると,オーラノフィン,ヨードキノール,およびMMV021013は,感染のCBMモデルで試験される有望な化合物として同定された。【JST・京大機械翻訳】