抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【背景】著者らは,差異試験による選択バイアスと共存症負担に注意して,COVID-19結果に及ぼすHIVの影響を研究した。【方法】4つの階層的結果を用いた遡及的コホート分析:陽性SARS-CoV-2試験,COVID-19入院,集中治療室(ICU)入院,および病院死亡率。HIV状態の影響を,試験バイアス(IPW試験),HIV感染状態(HIV IPW),および複合モデルに対する共変量分布に基づく従来の共変量調整,逆確率加重(IPW)分析を用いて評価した。PWHの中で,CD4数およびHIV血漿ウイルス負荷(pVL)が,受信者動作特性分析を用い,研究転帰を,または,発達しなかったものの間で識別するかどうかを評価した。【結果】2020年3月と11月の間で,63,319人がUCSDでプライマリーケアサービスを受け,そのうち4,017人がHIV(PWH)で生活する人々であった。PWHは,潜在的試験バイアス,共存症負荷,およびHIV-IPW(95%CI 1.6~2.8)に対する重み付け後に,HIVのないそれらと比較して,陽性SARS-CoV-2試験のオッズ比の2.1倍であった。HIVのない人と比較して,PWHは,共存症と試験バイアス[調整発生率比(aIRR):0.5,95%CI:0.1-1.4]をコントロール後,COVID-19入院の増加した率を示さなかった。PWHは,どの試験モデルでもICU入院(aIRR:1.08,95%CI;0.31~3.80)または院内死亡(aIRR:0.92,95%CI;0.08~10.94)の異なる率を示さなかった。CD4計数もpVLもPWH間の階層的転帰のいずれも予測しなかった。結論:PWHは,COVID-19診断のより高いリスクを有するが,HIVのないそれらと比較して同様の結果を有する。差異試験,共存症,および他の患者特性による潜在的バイアスの影響を考慮して,HIVを有する人々は,SARS-CoV-2陽性の率の増加および入院,ICU入院および死亡の類似率を有した。【JST・京大機械翻訳】