抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ABO血液群とCOVID-19感染および死亡の発生率の間の関係を,いくつかの研究で調査した。報告した結果は議論の余地があり,本研究の目的は,異なる血液群と,メタ分析法を用いたCOVID-19感染の発症と死亡率の間の関係を評価することである。方法:適切なMeSH用語を用いてデータベースを検索した。表題,抽象,および完全なテキストに基づいて論文を選別し,包含基準を満たした論文を選択した。品質評価はNewcastle-Ottawaスケールチェックリストで行った。ABO血液群のCOVID-19感染と死亡の推定頻度と,COVID-19感染と死亡を伴う血液群の間の奇数比の全体的推定を,95%信頼区間で実施した。【結果】COVID-19感染者の間の血液群A,B,O,およびABのプールされた頻度は,それぞれ36.22%,24.99%,29.67%,および9.29%と推定された。COVID-19感染による死亡症例間の血液群A,B,OおよびABの頻度は,それぞれ40%,23%,29%および8%と推定された。他の血液群に対する血液群Aに対するCOVID-19感染の奇数比は1.16(CI 95%:1.02-1.33)であった。血液群OおよびAB対他の血液群に対する対応する数字は,それぞれ0.73(CI95%:0.60~0.88)および1.25(CI95%:0.84~1.86)と推定された。結論:このメタ分析は,血液群Aの個人がCOVID-19感染のリスクが高いが,血液群Oの患者はより低いリスクにあることを示した。AB血液群に対する死亡のオッズ比は有意ではなかったが,それは有意であった。【JST・京大機械翻訳】