抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非常に少ない16S rRNAに基づく研究は,種々の歯科および歯周パラメーターの影響を同定し,唾液微生物叢に対する最大の再影響を有することを決定するために,同時分析を実施した。その結果,16S rRNA遺伝子アンプリコン配列決定を用いて,歯科,歯周および全体的口腔疾患の異なるグレードの唾液ミクロビオームに対する影響を評価した。グローバル経口健康尺度を用いて,最初に募集された270人から81人の患者の便宜的試料を作製した。これらの被験者を次のグレードに割り当てた:47は0の歯周グレード(PG),0-3と46の間の歯科グレード(DG)は0~3の間の0とPGのDGを有した。各参加者から唾液試料を採取した。シーケンスは,2x300bpの読取でIllumina MiSeqで実行され,一方,原読みはMothurパイプラインに従って処理された。種レベルでの16S rDNA配列データの統計解析をPhyloseq,DESeq2およびMicrobiomeパッケージを用いて行った。異なるDGs,PGs,および全体的経口グレード(GGs)の唾液微生物叢への影響を,以下の通り調査した。1)α多様性の指標と細菌群集の構造;及び2)コアミクロビオームの組成及び異なる豊度試験の結果。歯科と歯周病の同時存在は,唾液微生物叢の豊富さと多様性に強力な影響を及ぼす。口腔衛生における細菌群集の構造は,歯科,歯周または全体的口腔疾患,特に高いグレードにおいて存在するものとは異なる。非特異的ミクロビオームコアは,特定の歯または歯周状態(健康または病理学)の特定のコアより多数の豊富な種を含む。DGs,PGsまたはGGs間の異なる存在量を有する唾液微生物叢における分類群の数は,細菌群落の4分の1であり,主に非コア種であった。歯肉の歯科パラメーターは,亜歯肉歯周パラメータより多くの微生物叢量に影響し,前者は,唾液ミクロビオームに対する全体的口腔健康の影響に大きく寄与する。【JST・京大機械翻訳】