抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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導入SARS-CoV-2ワクチン接種は,重度のCOVID-19感染および関連する死亡率に対する防御に効果的であった。炎症性腸疾患(IBD)患者を含むすべての個人に対して推奨される。しかし,安全性データは,患者のこの群で不足している。したがって,IBD患者における短期および長期ワクチン関連有害事象(AE)を評価することを目的とした。方法:これは,健康参加者(研究群)と比較して,第1および第2用量後のIBD(研究群)患者におけるBNT162b2ワクチンに関連する短期および長期AEを調査する前向き観察コホート研究である。患者を診療所または注入室に通院時に募集した。短期(<3週)局所および全身AEをアンケートにより評価した。長期(最大24週)のAEsのデータを収集するために,追跡電話ベースの調査を行った。【結果】合計408人の患者は,アンケート,各群の204人の患者,研究および対照群に回答した。重大な有害事象は,第1または第2用量の後,研究または対照群のいずれにおいても報告されなかった。対照群の参加者は,初回投与後の試験群(58例(57%)対38例(37%),P値=0.005)より,注射部位でより頻繁な疼痛を報告した。2回目の投与後,対照群[25(24%)(P-値<0.001)]と比較して,対照群[49(48%)]において,より高頻度にタイヤが報告された。ワクチン接種後20~24週に,408名中38名(94.6%)は,研究群での追跡調査電話ベースアンケート(196名(96.1%))に参加し,対照群では190名(93.1%)であった。両群において,患者のいずれも,2回目の投与後20-244週に,局所,全身または重度の有害事象(386のうち)を報告した。結論:BNT162b2ワクチンは,IBD患者で安全である。重症または長期有害事象は,本研究で報告されなかった。2回目の投与後の局所および全身有害事象の頻度は,IBD患者と比較して,健康参加者の間で一般に高かった。より長い追跡調査期間を有するより大きなコホートを含む更なる研究は,可能な稀な有害事象を評価するために必要である。【JST・京大機械翻訳】